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<title>山口展人</title>
<link>http://tenjin.soreccha.jp</link>
<description>山口県の博物館や美術館の展示の感想かいてます。</description>
<language>ja</language>
<pubDate>Fri, 05 Oct 2007 16:24:58 +0900</pubDate>
<lastBuildDate>Fri, 11 Feb 2011 10:59:12 +0900</lastBuildDate>
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<title>(〜3/31)超石頭なオルメカ文明＠いのちのたび博物館</title>
<description>北九州市のいのちのたび博物館の「古代メキシコ・オルメカ文明展　マヤへの道」に行ってきました。これは朝日新聞社の企画で巡回するんですね。オルメカ文明というのは、紀元前1500年から400年ぐらいにメキシコに栄えた「文明」らしいです。で、何が有名ってデッカい石頭！等身大を遥かに越えて、頭だけで2m近くある石で出来た頭像が土の中からあらわれちゃったから、さぁ大変。なんじゃこりゃ！！ってやつですね。展示されていたのは、その大きな石頭やレリーフ、翡翠の仮面、石斧、土偶のような人形などでした。多くは信仰に関わるようなものが中心でした。以下はこんな感じです。１．2000年以上前のメキシコと日本にそっくりなもの！２．大人な鑑賞法　縛られてしまったのか、自ら縛られるのか３．この春休みに子供たちにうってつけの展示ですよ１．2000年以上前のメキシコと日本にそっくりなもの！展示の最初には、日本の年表と比べるところがあってわかりやすかったですね。が、メモるのを忘れちゃいました。インターネットで調べてみると紀元前1500年から400年くらいなのかな。そうするとおおよそ、縄文時代の終わりから弥生時代の始めぐらいにかけてでしょうかね。オルメカ文明の方はまだまだ資料も少なそうなので、何百年単位でがばっと新説がでそうですが。土器を見てるとなんかスベスベした感じとかが弥生土器に近いなぁなんて思ったり。あのぐちゃぐちゃしたような縄文土器なんかの方が世界的には異常で、多くは弥生土器みたいなシンプルな文様が多いのかもしれませんね。大切に埋められたいたらしい大量の磨製石斧もありました。なんか、もう形そのまんまなくらいそっくりですよ。スゴいなぁ。隣国とはいえ、太平洋をはさんで大きく離れた地であんだけそっくりなものができちゃうもんなんですね。全然違う文化をもちながら、つくられた道具の形が一緒ってのは面白いですね。せっかくこの博物館は日本の縄文や弥生の遺物持ってるんだから、展示の中で１、２点でも比べて並べてみても良かったのかも。磨製石斧なんかよう似てるんだし。それだけでも、オルメカ文明やメキシコに親近感わくと思うなぁ。【いのちのたび博物館入口。メインは「でかっ！」】２．大人な鑑賞法　縛られてしまったのか、自ら縛られるのか石でできたレリーフがありました。そのなかで、中央の王らしき人に対してひざまずいている人物の腕には何やら文様が。これについて「腕をしばられた捕虜」みたいなニュアンスの解説文がありました。でも、はたしてそうなのかな。例えば、お念珠をもった姿勢なんかを絵にすれば、手が数珠で縛られているようだけど、あれを縛られた可哀想な人とは言わないでしょ。何らかの礼作法の様子じゃないのかな。座り方も、片膝かあぐらか、その人の身分によって差があるようにも見える。ある姿を見ても、その人がどういう気持ちでその格好なのかなんて実は他人には分からないですよね。色んな解釈もできそうだけど、「捕虜」とする根拠はなんだったんだろう。展示に限らず何にしても人の解釈を、あまり鵜呑みにするのはよく無いですね。大人も謎解き気分で、自分の眼で見て、自分で新たな視点を考える良い訓練になりそうです。【ゴールでは、記念撮影できちゃいます。カブリものまでありますよ。】３．この春休みに子供たちにうってつけの展示ですよさてさて、今回の展示を見ていて気付いたのは展示物が大人の膝くらいに低い事。展示物自体が小さいものが多い事もあって、これ、大人には少し見づらい高さ。でも、きっと子供の背の目線を意識してるんだろうな。スタンプ集めやクイズ、球技に使われるゴム玉を触ったり、翡翠に穴をあける体験だったり、子供用の解説があったり、子供さんに親切。こういったところは、朝日新聞社のメディア側のノウハウなのかも。前に『展示論』で、いのちのたび博物館の建物のつくりの事も、メディアとの関わりの事も書いたけど、やっぱここの博物館はなかなか面白いですね。子供は何じゃこりゃっていうだけで楽しめそうな展示でした。大人でも、色んな解釈を考えて遊べそうだし。まだまだ研究の途上という感じなので誰でもその場で学者気分で議論ができそうな気がしますね。【左はチラシ。右はスタンプ集めとクイズ。】芝崎みゆき／著、『古代マヤ・アステカ不可思議大全』マンガやイラストで読みやすいですよ。オルメカもあります。商品ページ　アマゾンamazon　楽天ブックス　セブンネットショッピング　ブックオフオンラインオンライン書店【ビーケーワン】　全国書店のe-hon</description>
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<category>・いのちのたび博物館</category>
<pubDate>Thu, 24 Mar 2011 20:57:50 +0900</pubDate>

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<title>北九州市立いのちのたび博物館「修験の歴史と自然」</title>
<description>北九州市立 いのちのたび博物館［ 自然史・歴史博物館 ］に行ってきました。秋の特別展示「修験の歴史と自然ー西日本の山の信仰ー」平成１９年１０月１２日（金）～１１月１１日（日）がありまして、講演会もあったので10月27日(土)を狙って行きました。１．特別展示について修験道については全くよく知らないので勉強のつもりで行きました。講演会が始まる少し前に着いたので先に展示を見ました。が、再入場ができないそうな。ええー、なんでそんな不便なシステムなんだよ。講演会の後にみんなが行って混雑するのを避けるためなのかなぁ。展示は割とこじんまりとした感じでした。狛犬やら像などを触れるほど(もちろん触ってはダメです)近くに見れたのは良かったです。また、子供用みたいなクイズなどもありました。しかし、あとはなかなか一般には分かりづらいですよね。解説を読んでもいまいちチンプンカンプン。まさに歴史系の展示って感じがしました。２．講演について｢九州の山岳信仰と自然保護｣講師：長野覚(日本山岳修験学会顧問)毎日新聞の記事一方の講演の方ははじめこそ眠気に負けそうでしたが、スライドやら、実際に修験道の達人の実演など後半は会場の反応も良かったと思います。歴史系の場合、環境問題と絡めるのは割と今理解されやすいテーマだと思います。これまでに、我々はどのように自然とつきあってきたのか。信仰上、聖域化された地域は開発される事がありませんでした。現代人も山や自然に対する畏敬の念は変わらない所があります。そういった精神面からも自然保護について考える事ができるのかもしれません。また、修験道の世界では日本を東国：山形県の羽黒山西国：奈良県の熊野大峰山九州：福岡県・大分県の英彦山の三分割にする事が面白かったです。九州という地域は、歴史上特別な地域であり、現在の地域観と異なる見方もあるのですね。３．常設展についてそして、あとは常設展示の方を見て回りました。いやいや、広いのなんのって。しかし、自分は恐竜や生物系にあまり興味がないのでかなり素通りでした。恐竜の骨骼や、ジオラマっぽい体験施設などは子供には大人気だろうなぁ。一方の歴史系。こちらも模型やら竪穴住居、戦前の民家、昭和の住居が実物大に復元されてたり。ただ、遺物などの展示はやはりいつもの物の陳列だけ。解説版を読む人はどれだけいるのだろうと思ってしまいます。果たして興味をもってもらえる入り口になるかどうか。通史という歴史の語り方ではもうダメなのではと思ってます。例えば、住居史を通した家族史などのテーマ史の整備が必要かと。通史といっても従来のものはほとんどが政治史的なものであって。女性史や子供史、老人史なども必要だと思うのです。書籍や学会などでは見かけるのですが、まだ教科書や一般の博物館施設ではなかなか見られません。企画展などだけでなく、そろそろ常設においてもあってもいいんじゃないかと思います。また、この博物館だからこそ自然史との関わりを総合させるような展示があるべきだと思います。また、遺物の展示についてもただ並べるだけでなく主張をもった並び方が欲しい所です。ここでも、土器の変遷順に並べてはありましたが、どこを見ればいいのか分かりません。シンプルにした３段階の前期と中期と後期だけでは間を飛ばし過ぎてるのかも。逆に細かい型式でも並べてみた方が変化の様子が分かりやすいかもしれません。その方が単純に人間がつくる物の形の変化を楽しんでもらえるのでは？あるいは、石器や土器の時期や形式など書かれてもチンプンカンプンです。それらを見る事で何が分かるのかが知りたい事だと思うのです。地域圏のあり方であったり、生業の様子だったり。そういった事象を展示のメーンにした見せ方が必要なのではないでしょうか。もちろん、物としての形などの魅力もありますが、それを感じ取るのはごく一部の人じゃないかと。まだ、生業や集団像などの方が皆さん興味があると思うんです。上のような事はもしかしたら、ワークシートなどが用意されているのかもしれません。しかし、それがないと学べないのももったいない気がします。以上の事はここの博物館に限った事でなく。歴史系の展示全般に感じる事です。自分は大学で歴史系を学んでいた事もあって、つい生意気にも意見をいいたくなります。もちろん、予算の関係やら時間が足りないなど展示を準備される方も大変でしょうが。新しい博物館はできてる割には実は展示の見せ方などはあまり新しくなってない気がします。映像機器などは新しくなってますが、ソフト面での革新が必要かと思うのです。動物園での見せ方が変わってきているように。</description>
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<category>・いのちのたび博物館</category>
<pubDate>Sat, 27 Oct 2007 21:00:00 +0900</pubDate>

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