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2008年02月08日

山口市歴史民俗資料館の大村益次郎展と関連史跡に行ってきました


1.益次郎の人柄も分かる「幕末の長州藩と大村益次郎」展


↑山口市歴史民俗資料館の位置です。
企画展の他に、大内氏関連の遺物や、農工具等の民俗具があります。
他に古い生活用具も置いてありましたが、あれは山口お宝展のためのかな?


大村益次郎は幕末から明治維新にかけて、長州や日本の軍隊の近代化に尽力した人物です。
医者の家に生まれ福沢諭吉らとともに緒方洪庵の適塾でも学びました。
また、ローマ字のヘボン式で有名なヘボンのもとでも数学を学んでいたそうです。
靖国神社の前進である招魂社の創建を進言したりしたそうです。
しかし、近代的な軍制を進めるなかで旧武士階級の反発を生み襲撃された怪我がもとで亡くなりました。


展示では益次郎が使っていた生活用具から、当時使用されていた銃器などが展示されてありました。
益次郎が書いた英語や数学のノートなどを見て、高校の授業を思い出し親近感が湧いちゃいました。
また、パネルなどを通して益次郎の人柄や業績が説明されてありました。
前回、資料館に来たときにも知った好物の豆腐の話などのエピソードも紹介されてありました。


例えば、大村益次郎は長州藩内では外国を武力で追い返す攘夷思想に関して否定的でした。
しかし、緒方洪庵が亡くなったときに慰問で会った福沢諭吉に下関戦争の件(長州藩が外国船を砲撃)を「狂気の沙汰」と言われ、
益次郎は「狂気とはなんだ!このまま外国のわがままを許してなるものか。防長の士はことごとく死に尽くしても最後まで戦うのだ」とすごい剣幕でまくしたてたそうです。
同じ郷土の人間を悪く言われて我慢がならなかったのでしょうかね。


2.山口市に残る大村益次郎の足跡


大村益次郎が寄宿した普門寺の位置です。
山口バイパス沿いにあります。
または、南の市街地からバイパスの下を抜ける道もありました。

普門寺の観音堂普門寺の観音堂です。
大村益次郎はここに起居しながら、兵学を教えました。

ちなみに普門寺は大内弘直の菩提寺でもあります。



普門寺観音堂の赤観音堂に残る赤色です。
いつから赤色なのか分かりませんが、今も鮮やかに残っています。

大村益次郎の時代もあったのでしょうかね?




周防明倫館兵学寮址の位置です。
現在では旧図書館の建物を活用した「赤れんが」の敷地内にあたります。

周防明倫館兵学寮址周防明倫館兵学寮址です。
藩庁が山口に移ったときに、山口講堂が山口明倫館に改称されます。
そして、ここに兵学の方を教える兵学寮が置かれました。

大村益次郎もここで教授となって洋式の兵学が教えたそうです。

ちなみに文学寮跡地は現在の県立美術館になっています。



この他に生誕地である山口市の鋳銭司郷土館周辺にも関連するものがありますね。


3.山口お宝展の取り組み
この他に、山口県立図書館では朝鮮通信使に関する展示、文書館では村上水軍に関する展示がありました。
自分は時間がなかったので、ちゃんとは見れませんでしたが、小さいながらも良質な展示に見えました。


また、商店街の各店でも独自のお宝が置かれています。
その他の様子は以下のリンクなどを見ると分かるかと思います。


以下は関連するリンクです。
『山口県』の「維新関係イベント情報・山口市歴史民俗資料館企画展・幕末の長州藩と大村益次郎」
   企画展に関する山口県の発表です。
   期日なども書かれています。
『幕末歴史探訪』の「大村益次郎の軌跡」
   司馬遼太郎を尊敬する方のホームページです。
   大村益次郎についてまとめられています。
『山口お宝展』
   今月中旬まで行われているイベントのホームページです。
   文化施設や神社仏閣、商店街まで巻き込んだイベントです。
『ゆでたまご日記』の「山口お宝展」
   韓国好きな方のブログです。
   山口県立図書館での朝鮮通信使の展示について書かれています。
『霜恋路日記』の「山口お宝展を見る」
   歴史や随筆など多ジャンルにわたって記事を書かれているブログです。
   県立文書館での村上水軍の展示について書かれています。
『山口の片隅でのあれこれ』の「大路ロビーの人形展」
   山口県在住の方でクマを連れての旅日記のブログを書かれています。
   大路ロビーでの人形展について写真とともに紹介されています。
『旅行のクチコミサイト フォートラベル』の「第3回やまぐちお宝展と節分」
   旅行サイト内にある写真を主とした旅行記です。
   上記の『山口の片隅でのあれこれ』を書かれている方のページです。
『山口県山口市民のブログ』の「龍福寺  ~山口お宝展~」
   山口市の地域情報について書かれているブログです。
   大内氏の菩提寺である龍福寺本堂の修理公開について写真つきで紹介されています。
『~緩々な日々、、そして その後~』の「お宝展」
   小物やグルメなどについて書かれいるブログです。
   山口お宝展の商店街での様子が写真とともに紹介されています。



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この記事へのコメント
初めまして、tetsuと申します。

先ほど、コメント拝見しました。其の上、拙いブログまで、リンク頂き恐縮です。

私のブログは、ご存知のように、、単に、日々の足跡を綴ったもの、、此方のような専門的で、文化の香りのするものではございません。恥ずかしい気持ちで一杯です。

山口県のこと、まだ存じ上げないことばかりなので、興味深く拝読しました。

有難うございました。
Posted by tetsu at 2008年02月08日 22:52
はじめまして。
「山口の片隅でのあれこれ」の、くにと申します。
リンク、トラックバックいただき恐縮です。
説明がとてもわかりやすいですね。
地図は私も真似したいのですが、技術がなくてなかなかできません^^;

ただいまクマ連れて北陸方面進行中につき、トラックバックの方の承認はできるだけ早くしたいと思ってます。
(今はホテルのロビーパソコン使用中ですので・・・)

今後ともよろしくお願いいたします。
Posted by くに@福井 at 2008年02月09日 06:05
はじめまして。興味深く読ませていただきました。
私のひいおばあちゃんが大村家から嫁に来たと聞いています。改めて知らないことばかり。勉強になりました。
Posted by ゆでたまご at 2008年02月09日 17:24
みなさん、コメントありがどうごさいます。
トラックバックだけの方までコメントいただきまして恐縮です。

tetsuさん。
専門的なんてお恥ずかしい。ただ、展示の解説や看板をメモしただけなんですよ(^^;)
ブログの写真きれいですね。
見習いたいものです。

くにさん。
福井には自分も行った事ありますよ。
一乗谷朝倉氏遺跡という所では時代劇のセットのように町並みが復元されているのでオススメです。

ゆでたまごさん。
おおつ!という事は大村家の末裔って事ですか?
歴史上の人物とつながりがあるなんて羨ましいです。
ハングルって確かけっこう文法とか日本語に似てるんですよね。
Posted by nettarou at 2008年02月11日 19:16
約50年前、前住職と親交あったものですが、当時とバイパス道路ができてお寺への道が様変わりして、チョット驚き。しかも、高杉晋作が妻子のために自宅を建てたという本寺の南西500メートルの茶臼山が変容しているのにもビックリ。重要な史跡保存の県・市の政治態度に不満!
Posted by 山田一夫 at 2008年12月10日 10:42
山田一夫さん、コメントありがとうございます。
反応が遅くなってしまってすみません。

山口は開発が少ない方なので割と残りやすいかと思っていたのですが、
それでもけっこう変化してきているんですね。

山口県全体的にも感じるのですが、
文化財や歴史的環境に対する情報やら保護活用しようという動きが薄い気がなんとなくしてます。

このブログもそういうものに対する意味でも立ち上げたのですが、
関西に移ってから最近更新がままなりません。
来年中には山口県に戻ってきそうなのでそれからまた充実できたらなと思います。
それまでは首のかわ一枚の更新ができれば・・・。
Posted by nettarou at 2008年12月30日 10:18
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