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2007年12月26日

美祢市の歴史民俗資料館と化石館に行ってきました!


↑「!」が化石館の位置で、その南に歴史民俗資料館があります。
駅も近くですし、両方ともに駐車場はあるので便利です。
また、化石館の前の通りは化石通りとして化石のオブジェが並んでいます。


1.アンモナイトやらゴキブリやら
化石館奥にあるのが化石館です。
手前にあるのが、あの有名なアンモナイトです。
よく見るのは貝のような部分だけですが、本体はイカみたいなんですね。

化石館では、せきつい動物(ナウマン象や魚など)、アンモナイト、昆虫、大型化石など各テーマ毎に展示されていました。

また、あとの歴史民俗資料館も同様ですが館内の解説をテープで流されていました。
解説文を読む作業よりやっぱり楽ですね。


中でも自分はトンボの進化の様子を並べたものが面白かったですね。
現在のトンボも並べられているのが良かったです。
他では種類の名前だけというのも多くて、門外漢には親しみにくいものだったので。
ちなみにトンボと同様にゴキブリのもありましたが、こちらはあんまりじっくり見てられませんでした(笑)


2.歴史には、物を語る物語は必要ですか?
美祢市歴史民俗資料館美祢市歴史民俗資料館です。
1階は化石資料、2階に考古、伊佐売薬の資料、鉱山資料、別棟に民具がありました。

化石はこちらは時代順で一通りの順序で並べられています。
テーマ毎に展示された化石館と差別化された部分ですかね。

そして、いつも人かと思ってドキっとしてしまうロウ人形。
ここにも伊佐売薬の入り口にありました。
こわい、こわい。
置き薬というと富山のイメージがありましたが、美祢にもあったのですね。


鉱山列車そして、大嶺炭田の資料もありました。
大嶺炭田は煙の出ない無煙炭として有名です。
そのため、日露戦争の際には敵に見つからないために必要とされ、海軍によって管理されたそうです。

写真は野外に設置されていた列車です。


別棟に民具資料が展示されていたのですが、こちらは受付で申し込んで鍵を開けてもらわねばなりません。
そんなわけで、いつものようにあまり期待してなかったのですが(笑)
新たな発見ができました。
それは、器具について歴史的な説明があった事です。

今の○×県の老人が発明したのが普及したとか。
あるいは、稲をまっすぐに植えるようになったのは県が強制したのだとか。
唐箕を作る大工は家を建てる大工仕事はしないだとか。
大抵の所では民具の名前と機能だけなのですが、そこに関わる人間が見えた事が面白かったのです。

展示ではないですが、大嶺炭田でも同じ事を感じました。
『大嶺炭田回顧録 むえんたん』という本が売ってありました。
そこには大嶺炭田に関わる30人以上の語りが載っています。
炭鉱の作業の様子などはもちろん、運動会やら同好会やらの当時の暮らしぶりが面白い。
歴史の教科書的にしか知らない自分にとって、白黒から急に彩られた景色に変わるようにある意味衝撃的でした。

最近、よく思うのは歴史に物語は必要か?という事。
物語や解釈は誤った認識を持つ危険性はあるのだけど、
それを語り続けなきゃ意味がないんじゃなかろうかと。
客観性を求めるあまりに、誤りや対立を恐れて語らない事が逆に誤った認識を野放しにして普及させてしまってはないか?
歴史には対立する解釈がある事をもっと人間味をもって語るべきだと再認識しています。


以下は関連するリンクです。
『美祢市』の「フォッシルパーク」
   美祢市の公式ページです。
   化石について解説などもあります。

『美祢市』の「美祢市歴史民俗資料館」
   美祢市の公式ページです。

『どこまでも自転車で!』の「週末の自転車 山口:美祢市」
   愛媛の松山市在住の方の化石館と歴史民俗資料館に行った記事です。
   周辺のオブジェなどの写真もあります。

『NATURAL HISTORY 〔化石のはなし〕』の「山口に化石散策に行ってきました」
   化石好きな方が化石散策にこられた時の記事です。


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