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2007年12月18日

山陽小野田市(旧小野田市)の浜五挺唐樋


↑浜五挺唐樋の位置です。
山口市の同様の施設とともに、周防灘干拓遺跡として国指定史跡となっています。
国道190号線の有帆川を渡る小野田橋のところに看板があります。
駐車場への案内も現地にあるのでどうぞ。

1.江戸から平成まで続いたオートマチック
浜五挺唐樋これは江戸時代の1668年に萩藩によって高泊開作の排水のためにつくられたものです。
当初は3枚の戸で三挺だったのを、1857年に五挺に増やされました。
唐樋とは、汐の干満作用により自然開閉する構造をもった樋門の事だそうです。
自動で戸が開閉するなんてなんかハイテク!
日本人の自動好きはこの頃から?なんて思ったり。

ちなみにこの写真は夏に撮ったものです。
今回行ったときには、潮が満ち気味で下の戸の構造が見えませんでした。
見学するなら時間帯を考えた方が良いかもしれませんね。



浜五挺唐樋さらに、非常時には手動であげれるようにもなっていました。
しかも、平成元年まで実際に使用されていたというからさらに驚き。
こういった江戸時代からの開作のおかげで小野田地域は土地が広がったのですね。



2.神輿を守ってもうすぐ100年の煉瓦造り
当嶋八幡宮神輿庫すぐそばには当嶋八幡宮がありましたのでついでに。
高泊開作造成以前からあったようです。
本殿と拝殿の屋根の色が全然違ったり。
それはそれで面白いのですが、さらにレトロな煉瓦造りの建物があります。
『山口県の近代化遺産』という山口県教育委員会が出している本によると、神輿庫で1918年につくられたみたいです。


当嶋八幡宮神輿庫当時の煉瓦には積み方がいろいろあって、イギリスやらフランスやら国によって特色があったようです。
これを調べていくと、作り手や施工主の交流などが分かるかもしれません。
この神輿庫はいわゆるイギリス積みのようですね。
また、レンガを斜めにして飾り(?)にしてるのが面白くて撮りました。


浜五挺唐樋と関連するなら高泊神社に寄るべきだったんですよねぇ。
下調べが足りずに見逃してしまいました。
こちらに行った方の記事があります。


以下は関連するリンクです。
『おいでませ山口へ』の「周防灘干拓遺跡 高泊開作浜五挺唐樋」
  山口県観光連盟によるサイトです。
  干潮時に戸が開く写真が載っています。

『山口市立白石中学校』の「山口県観光案内 浜五挺唐樋」
  総合学習の時間でつくられたようです。
  確かにトイレはないですね。

『水土里(みどり)電子博物館』の「周防灘干拓遺跡」
  農林水産省内のページです。
  山口市の名田島新開作南蛮樋とともに紹介されています。

『ASA.COM』の「山陽小野田市」
  小野田を巡った方のページです。
  浜五挺唐樋の裏側の写真などもあります。


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