今すぐ無料でブログ作成!
山口情報てんこもり
「それっcha!」TOP


それっcha!


アクセスカウンタ
< 2010年03>
S M T W T F S
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
過去記事
カテゴリ
QRコード
QRCODE
オーナーへメッセージ

2010年03月12日

小林和作の視点から見てみよう@山口県立美術館



山口県立美術館に行ってきました。
作品鑑賞入門講座として「小林和作 美しい構図を求めて」の講演があったからです。
小林和作は山口市秋穂の出身で風景画を多く描きました。
そのなかでも美しい構図というものを追求していたようです。

この他にも今月は雲谷派、陶器、日本画、写真のコレクション展があるようです。


1.小林和作は「No」と言える日本人画家でした


【美術館正面。ちなみに中央の魚の絵は小林和作でなく松田正平です。】

まずは、講演会の方から。
小林和作は自分の制作過程などを文章にしてまして。
それと作品などを見ながらの講演でした。
先着50名まででしたが、イスは半分以上空いてたかな。
講演で印象に残ったのは2つ

①芸術家もアイデアを寝かせていた事。
小林和作は美しい構図を求めて全国を歩き何枚も写生したそうです。
しかし、持ち帰ってみると実際に油絵の作品になるのはほんの数枚しか残らない。
ここらへんは、アイデアを寝かせて時間をかけて選びとるのと同じですよね。
天才や芸術家というとその場の情熱が大切かと思いがちですが。
実は多くは選び抜かれたものを形にしているんですね。

②否定する事で、逆に浮き彫りにされる事。
また、他の絵描きさんの嫌いな所を実名で言っている所が面白い。
誰々は品格がないだとか、面白くないだとか(笑)。
そうして、否定を重ねていく事で逆に小林和作の目指すものが見えてきます。
それははっきりとした構図と重ねるより塗ったそのままの強い色彩なのかな。


2.山口県出身で対照的な作風の絵描きさんが2人


【チラシ兼パンフ。実は2種類あるようです。】

で、実際に小林和作の展示作品をみてみました。
確かに写実的というより構図命!といった感じですね。
そして、色、色、色。
中央に水面で周りが山々の作品が多く、この構図が好みだったのかな。
ほかに写生の作品もありました。

もう一人、松田正平の展示もあります。
松田正平は宇部市出身で、こちらは美しい絵はだをもとめているらしいです。
キャンパス地が見えるくらい薄くのばした透明感があります。
そして、躊躇なく一気に引かれる黒い輪郭線。
たぶん、小林和作がこれを評したら「嫌いだ」と言っちゃうのかな(笑)

線というものにこだわりがあったのか。
文字もまた絵とおなじように作品となってました。
小林和作は構図と色彩。
松田正平は絵肌と輪郭。
僕は、うーん、どっちも好みじゃありません(笑)
小林和作が好きといった梅原龍三郎は好きなんですけどね。


3.あっ、構図を全部比べてみれば良かった・・・と今更後悔。


【この構図はどうですかね。ぼかしがしたいので最近一眼が欲しい。】

さて、ほかにもいろんなコレクション展がありました。
工芸のところは陶器。
テーマは朽ちない陶器で朽ちる木や書物などを表現する事。
相反する矛盾のような発想は面白い。

雲谷派と日本画の美人画は、正直、分かりません。
というか「あまり好きになれない」って言う方が正しいかな。
もちっと解説なりを増やして欲しいジャンルです。

あと、写真。
写真家がプライベートをうつしたもの。
奥さんの裸とかあります。
これを見て思ってしまった事。
写真家の奥さんって大変だなぁ(笑)。

セルフで自分自身と撮る写真家もいますが。
やっぱり自画像なりセルフは方法的にやりにくいってのと。
そもそも人は自分自身を見る思考が薄いんだろうな、と思ったり。
自分を客観視する事に無関心だよなぁと考えさせられた。

今、書きながら思ってたんですけど。
せっかくなら、構図という面で全ジャンル比べて見ても良かったなぁ。


↓似たテーマのブログのランキング・リンク集です。↓
にほんブログ村 地域生活ブログ 山口情報へにほんブログ村 美術ブログ 美術鑑賞・評論へにほんブログ村 歴史ブログ 地方・郷土史へ

↓クリックしてらえると僕の旅費のタシになり記事が増えるかも?↓
趣味のランキング シュミランpingoo

↓似た内容の記事へのリンクです。↓



  
Posted by nettarou at 23:48Comments(0)TrackBack(0)・山口県立美術館