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2007年12月15日

山口市歴史民俗資料館の「懐かしい山口くらし展」


↑山口市歴史民俗資料館の位置です。
資料館自体にも駐車場はありますが、周囲の県庁などを利用しても良いですね。
ちなみに県庁内にある山口県刊行物センターにも寄ってみました。
山口県に関する本がたくさんあって、自分には夢のような本屋!
当日は金欠だったので『山口県文化財地図』(525円)と『歴史の道 萩往還』(315円)だけ買いましたが、
他にも欲しい本がたくさん。
今度はお金を準備してリベンジで行きたいと思います。


鬼瓦毛利元就の菩提寺の洞春寺本堂の鬼瓦です。
毛利家の家紋が見えますね。
屋外の敷地内に置いてありました。
鬼瓦って鬼じゃなくてもそう呼ぶんですね。



1.「nettarouまー」と呼んでください!
地元の方の昭和初期の山口の風景49点とともに当時の物が展示されていました。
当時は、例えば一郎君の事を「一郎まー」と呼んでいたそうです。
「まー」ってどっから来たんでしょうかね。
高校生が普通に煙草吸ってる絵がありました。
当時は今より規制は少なかったんですかね。
その他には、商店街の七夕祭りが仙台市のような感じだったのに驚きました。
また、幻灯機というおもちゃも実物があって面白かったです。
展示は12月24日までなのでまだの方は是非どうぞ。


2.瓦1つだってバカにできません!
常設展は大内氏に関するものが中心でした。
背丈ほどの瑠璃光寺の模型もあり、内部までちゃんとできていました。
いつもは仰ぎ見る事しかできない高さの意匠もよく見れます。

大内氏の菩提寺である乗福寺出土の滴水瓦というのがありました。
普通の軒平瓦と違って、文様部分が逆三角形でまさに水が滴るような形です。
また、近年鳳凰や龍の文様がある瓦も出てきました。
これらは日本では珍しく中国や朝鮮に起源があるものらしいのです。
これまで大陸からの貿易陶磁器などから大内氏の海外との交流は知ってましたが、
瓦からもそういう事が言えそうだという事は自分は初めて知りました。
んー、また新たな発見。

あと、大村益次郎の展示もありました。
大村益次郎については鋳銭司郷土館の方で専門的に扱っているのでこちらは期待してなかったのですが。
益次郎の日常的なメモなどが展示してありました。
豆腐が好物であったらしく、豆腐料理のメモとか、買い物帳によく豆腐が出てきたり。
こういう所から歴史上の人物にも親近感が湧いてきますね。

また、民俗資料もありました。
ここでは水田稲作について米ができるまでの過程が説明されていました。
実際の作業風景と道具がセットで置かれているので分かりやすかったと思います。
ただ、やっぱり実際に使ってみたり体験作業があるともっと良いですよね。


3.最弱(?)県庁所在地でも頑張ってます!
『山口市文化財マップ』というのをタダでもらえます。
市内の社寺や遺跡などについて29ページにわたって簡単に説明されています。
購入した『山口県文化財地図』と比べても全然こっちの方が使い勝手が良さそうです(笑)

大内文化が大きな核となるネタですね。
最新の発掘成果を新たに展示して行くのも良いです。
一方で、今回の展示のような切り口も面白いと思います。
県庁所在地という事で県立博物館との住み分けが問題になりやすいんですけど。
県立博物館の方は理系を含めた総合博物館の色合いが濃いのでかぶる事はないかな。


以下は関連するリンクです。
『山口県のホームページ』の「山口市歴史民俗資料館」
  公式ページです。

『山口経済新聞』の「昭和初期の山口の風景画を展示-郵便赤車や賄屋など49点」
  展示について概要が説明されています。

『甦れ歴史空間~大内文化まちづくり~』の「行事紹介」
  懐かしい山口くらし展~徳見七郎が描く昭和~について作品例などの写真とともに紹介されています。

『元気になるメールマガジン!! 山口きらめーる』の「平成16年7月23日号(HTML版)VOL.50」
  滴水瓦や鳳凰や龍の瓦について、大河ドラマ「毛利元就」とも絡めた記事があります。

『読売新聞』の「〈2〉朝鮮貿易意識した系譜」
  大内氏と朝鮮との関係が書かれています。


  
Posted by nettarou at 08:19Comments(0)TrackBack(0)・山口市歴民