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2010年10月19日

山頭火が死場所として愛した川棚@川棚の杜


久しぶりの更新になりました。
行ってきました。
下関市豊浦町川棚の川棚の杜

2010年1月にオープンした複合施設。
設計したのは隈研吾氏。
NHKの仕事の流儀にも出演。
確かその時に建築中で取材されてた建物。
私としては烏山民俗資料館が入ったという事で気になってました。

場所が分かりにくいんですが。
ナビに豊浦町川棚5180を打ち込んでGO!
川棚温泉駅から温泉街の方へ。


1.川棚らしいような、らしくないような建物を発見

川棚の杜外観【川棚の杜の入口です。
周囲の山を取り入れた外観。】

ポリゴンのような外観。
一見、無機質で機械的に見えるけど。
周囲の山の景観を取り入れた形らしい。
景観に溶け合うようつくられたけど、
ちょっとトガッてるデザインです。

中は仕切りがなく洞くつのように
各部屋がつながった空間。


この中に、観光交流カウンター、下関市烏山民俗資料館、
小交流室、大交流室(コルトーホール)があります。
実はここは世界的ピアニストのコルトーが宿泊したホテル跡地らしいですよ。
川棚の景観が気に入って定住の約束をしたとかしないとか。


2.川棚のポテンシャルを感じる多様なタネがひそむ内容でした

天井はむきだし【天井はむきだし。】

とりあえずの目当ては、
「山頭火の生きた時代」展(〜2月15日)。
山頭火関連の展示とはいうけど、
実は川棚のまちの発展の歴史展。

山頭火は明治15(1882)年生まれ。
昭和7(1932)年には川棚に庵を
結ぼうと数ヶ月滞在しています。
かなわず、小郡に移る事になりますが。
約100年前後の時代の様子ですね。


川棚といえば温泉ですが、
江戸時代の毛利やら、山頭火やら、コルトーやら多くの人に愛された土地らしいです。
川棚を愛した人々を追うと、歴史や俳句や音楽など多様なジャンルに広がりそうです。
自然の景観とともに川棚のもつポテンシャルに気付かされました。

大正12(1923)年の関東大震災の記事や、当時の山口県の地図などもありました。
これがあると県民としては自分の地元のところを見ちゃいますね。
今はもうなくなった鉄道や地名があったり。
けっこう好きです、こういうの。

3.山頭火って色んな世界へと広がるタネなんですね

コルトーホール【奥のコルトーホールでは写真展。撮影可だって!】

一番奥にあるのがコルトーホール。
コンサートやら、展示やら色々できそう。
ガラス張りの外の借景がねぇ。
もちょっと形になっていたらなぁ。
前の広場の使い道も考えようですね。


「稗田学 山頭火写心展」(10月23日(土)まで。)は山頭火の句と写真のコラボ作品。
山頭火に「私はひとりでここが死場所であるときめてしまった」と言わせた土地。
その自然と景色が山頭火の句とともにホールの壁に散りばめられています。
10月24日(日)には全国山頭火フォーラムがあるそうです。
写真は壁にはられてるだけだし、せっかくだからホールを使っても日曜まですればいいのにね。

「津田峰雲「墨彩で山頭火の心情を」」は10月31日(日)まで。
「日没とパンがあれば~近木圭之介の伝言~」は10月31日(日)まで。 
近木圭之介という方は山頭火のあの後ろ姿の写真を撮った方。
自身も自由律俳句だけでなく、多くのイラストも残されている多才な才能の持ち主。
昨年93才にして亡くなられたそうです。
山頭火と30才差という方が、つい最近までご存命だったとは驚きです。
山頭火をより身近に感じられます。



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Posted by nettarou at 11:52Comments(2)TrackBack(0)・川棚の杜