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2008年04月07日

小倉城天守閣は外も内も見所いっぱいです。



↑小倉城天守閣の位置です。
小倉駅よりも西小倉駅の方が若干近いです。
駐車場も多少あります。
北九州市立美術館分館やゼンリンの資料館があるリバーウォークの駐車場を使う手もありますね。


1.小倉城天守閣の歴史とその特徴


小倉城天守閣小倉城天守閣です。

小倉城はいつからあるんでしょう?
って事でまずは歴史の概略。
1602年 関ヶ原合戦後、細川忠興によって本格的に築城。
1632年 明石の小笠原忠真が移り城主となる。
1837年 全焼し、2年後に天守閣以外を再建。
1959年 天守閣再建。

天守閣は全国的にも稀な唐造り。
小倉城の場合、4階と5階の間に屋根のひさしがなく、
5階の黒い部分が4階より張り出すような点がそれに当たるものらしい。
また、石垣は切り石を使わない野面(のづら)積みが特徴的です。
一方で、創建当初は破風がなかったのを昭和の復元の際に付け加えたらしいです。

小倉城をよく見る地元の方はこれが普通の城と思ってるかもしれませんが、
実は他にはない珍しい特徴を持っているんですね。
身近なもののほど実はよく知らなかったりするもんですよね。


小倉城は九州と本州との結節点として常に時代の戦の場となりました。
江戸時代には九州各地に通じる街道の起点として。
幕末には長州藩を攻める幕府側の拠点として。
さらに、西南戦争のときにはここから乃木将軍らが出征しました。
森鴎外が軍医として属した第12師団の司令部が設置されました。
長崎に投下された原爆の本当の目標は小倉でしたし、
第二次世界大戦後は米軍に接収された時期もありました。
現在の小倉の発展も本州と九州を結ぶ交通の要所としての歴史の中にあるのでしょうね。


2.従来型から体験型まで様々な手法の展示が楽しめる天守閣内の展示


天守閣内は展示施設となっています。
ちなみに中には足の不自由な方のために、
座って階段を上がれる昇降機があります。

1階の歴史ゾーンはオーソドックなジオラマや資料を中心とした展示
城下町のジオラマには人形がたくさん配置されてあります。
「からくり」とあるのでスイッチオン。
てっきり人形が動いたりしてくれるのかと思ったのですが、
照明の明暗ぐらいだったのでちと残念。

その他にも肖像画や花押などが展示されています。
文書に最後にサインとしてある花押って判子なんですね。
全部手書きなのかと思ってました。
平安中頃は手書きで、戦国末期に判子になっていくようです。
今でも日本は判子文化ですがその頃から定着していくんですね。

また、石垣や堀の種類の説明などもあり、
こういうのは城の基礎知識がない人にはありがたい。
さらに、小さいながらも企画展がありました。
1970年代の陶磁器が並べられていました。

続いて、2、3階は最近人気の体験や映像を使った展示
2階の城内体験ゾーンでは、
大名かごに乗れたり、手に触ったりできる様々なハンズオンの展示がありました。
こういうのは子供にも誰にでも歴史に触れやすいもので良いですね。

3階には芝居小屋みたいなのを復元した映像体験ゾーン。
今回は時間もなくパス。

4階は市民との接点をもつ企画展示ゾーン
いまは市民の方の絵の展示がされてました。
歴史に興味のない方々も誘導できる効果がありますね。

5階展望ゾーン5階展望ゾーンからの眺めです。
城内はちょうど桜が満開で花見客がいっぱいでした。

1階には売店と無料休憩所があり、
ここでしか売っていないという「小倉城周辺今昔絵図」(確か250円)を購入。
幕末の絵図と現在の図を重ねられるんですが、
堀川が現在より広範囲だったり、小倉駅以北が埋め立てだったりする事が分かりますね。

5階の展望ゾーンでもそんな昔の城下町と重ねられるような表示が欲しかったかも。



およそ現在のほとんどの展示手法がみられたのは面白かったです。
その中で、従来型と体験型を組み合わせないのかな?と思いました。
1階のいわゆる従来型の展示では、実際の資料を目の前にしながら文章などを読んで情報を得ます。
一方、2、3階の体験型では知識や文章を読まずに情報を得る事ができますが、実物の資料に接しにくいのが多い気がします。
これって、資料を横に展示しながらそれに関連する体験型のものを置けば、
実際の資料とともに学べると思うのですが。
例えば、肖像画の前にはその人物についての映像とか。
花押の判子の前には、記念でその花押のスタンプを押せるとか。
配置の管理上の問題でやっていないんですかね。
あるいは、資料には内容を体験型の映像などでという意図からなのかもしれません。
情報をいかに伝えるかという点で色々考えさせられました。

なお、城内にある松本清張記念館や小倉城庭園への3館共通チケットを買うと入館料がお得です。


以下は関連するリンクです。
『小倉城 ◆小倉文化史の散策◆』
   小倉城の公式HPです。
   松本清張記念館や小倉城庭園へのリンクもあります。
『覚ゑがき 『 記憶のそら 』』の「小倉城訪問の覚え書き」
   城址探訪や携帯端末など様々な事について書かれてるブログです。
   小倉城内の石垣や堀の写真が多数あります。
『ドン・コルレオーネ 北九州グルメ見聞録』の「小倉城@北九州市小倉」
   北九州在住の方のグルメブログです。
   小倉城天守閣の展示についてツッコミしてます。
『九州神社紀行−ブログ』の「小倉城の夜桜(北九州市小倉北区)」
   北九州近郊を中心に神社および周辺風景の撮影日記です。
   小倉城の夜桜の写真があります。
   

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Posted by nettarou at 20:57Comments(2)TrackBack(1)・小倉城天守閣