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2009年11月04日

石見美術館で新東京タワーと仏像

島根県の益田市の石見美術館ですよ

4年前に開館した新しい美術館と劇場を兼ねた複合施設。
赤い石州瓦が全面にはられた建物ですよ。
山口県でも赤い瓦がまま見られますよね。
あれって島根県の西部の石見地方でつくられる瓦が流入してるんですね。
だから、山口県でも日本海側により多いかも。

で、いま石見の仏像展が11月16日までやっていたので見に行きました。
仏像ガールさんも来てたらしいのですが、
今回は澄川喜一館長の特別講演会「日本人と木の文化」にあわせて到着。
この方、全く知らなかったものですからどんな話になるかと思ったら・・・


まさか、島根で新東京タワーの話を聞くとは!

この館長さん、彫刻家で新東京タワーのデザイン監修者なのです。
で、石見の仏像展で、演題が「日本人と木の文化」で、新東京タワーですよ。
どんな話やねんってところですが。

新東京タワーには法隆寺の五重塔など仏塔の技術が応用されてるそうな。
また、そりなどの曲線美も日本的なものらしい。
まさに歴史が活用されている感じですね。
が、仏像の話は・・・?


ま、私も実は展示自体は30分も見てなかったけどね。
地元ネタってのは良かったけど、ちょっと迫力が弱かったかな。
しかし、最後のは面白い!
仏像って決まった形式があって振幅少ないように思ってたけど。
ああいうのがあってこそ、定形的な物の美しさが感じられるんだろうなぁ。


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2007年11月03日

益田市の県立石見美術館「巨匠と出会う名画展」に行ってきました


↑石見美術館の入ったグラントワ(島根県芸術文化センター)の位置です。
この土曜日に益田に行ってきましたので、今週はそのレポートを順次書いていきます。
益田市は島根県の西端なので、山口県からも近いのです。
松江市からは車で3時間30分程度なのに、山口市からなら1時間ちょいだったり(笑)


石見美術館壁面これ何だと思います?
グラントワの壁面で、地元の石州瓦で覆われているんです。
山陰の町並みなどでは赤い屋根が映えるんですよねぇ。
新築の美術館というと奇抜な外観だったりしますが。
ここでは、地元との調和を考えてるのかな。
土地に根付いたものの美術的活用の1つとして面白い。



グラントワ内部さらに、内部には吹き抜け部分があります。
この日は七尾まつりで時代行列が行進するイベントがありました。
子供達の忍者姿がかわいかったです。
こういうイベントを美術館施設などで行えるのは良いですね。



そして、肝心の展覧会のお話。
当日は講演会もあって実はこれ目当てで来ました。
うーん、面白い。
何がって講師の方の話し方が。
話す内容もですけど、こういう事も大切ですよね。


で、話の内容の方は19世紀以降の絵画史みたいなもの。
日本人が印象派が好きなのは、共通するある思想があるからだ、とか。
写実的でなく一見下手な絵を、画家は何故そういうふうに描くのか、など。
そして、その話を聞いたあと展覧会を見ました。
すると、今まで良さが分からなかったものが愛着を持って見れるようになりました。


美術は感じるものであっても、その作品が書かれた背景を知ると分かりやすいですね。
そういうのをもっと、展示の解説で説明して良いと思うんですけど。
今回の展示や図録には時代背景などもあり、そういう点の解説に工夫があると思いました。
もっとあっていいとも思いますけど、やり過ぎると歴史の展示になっちゃうか(笑)


で、その解説の仕方なんですが。
実は解説を聞ける機械もあったんですけど有料でした。
無料(入場料に含んでたのか?)が普通だと思ってたんですけど、どうなのかな。
自分は講演を聞いたあとだったし、遠慮しましたけど。
フリーで使えるようにした方がいいと思います。
あるいは、入り口にエッセンスだけでも2分程度でビデオをずっと流しておくとか。
やっぱりお客さんは立ちながらじっと文章を読みに来てるわけではないから。
耳や目に入ってくる情報の方が楽でしょうね。


ところで、僕が一番気に入ったのはサイ・トゥオンブリーの「無題」の作品です。
グレーの背景に白い細い線が波のように描かれたもの。
これは、上記とはうらはらに(笑)、背景を考えずに単純に見た目としてきれいだと思ったのです。
夕日とか自然の景色がきれいだと思うのと同じように。
やっぱ、そういう見方も楽しいですね。


印象派?
おまけとして。
これは益田市内の川面に写った景色。
印象派っぽいでしょ(笑)
普段はそんなに気にならない崖面のコンクリートだけど。
映してみると愛らしく見えるもんですね。



以下は関連するホームページです。
島根県立石見美術館
   今後、連続美術講座もあります。
川村記念美術館
   ここの改修工事で、所蔵品が兵庫、島根、愛知に巡回してるのが今回の展示です。


以下は関連ブログ記事へのリンクです。
『ぶらぶら人生』の「グラントワへ」
   ギャラリートークに参加された方の記事です。
『うしろあるき』の「巨匠と出会う名画展」
   兵庫県での展示で、男の人の視点などが書かれてます。
『gina blog』の「巨匠と出会う名画展」
   同じく兵庫県での展示ですが、美術への素直な感想が共感できます。


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